秋のお彼岸にお墓参りしておはぎを食べる

9月20日は秋のお彼岸の入り、そして23日は秋分の日「中日」です。中日の前後それぞれ3日を合わせた7日間をお彼岸といいます。

 

お彼岸にはお墓参りをするというのが日本では習慣になっていますが、ミャンマーやスリランカなど他の仏教国ではそのような習慣は無いそうです。

 

仏教行事として「彼岸会」とか「お彼岸」といわれ、仏教用語ではありますが、もともと春分・秋分の日は、仏教とは関係がなかったそうです。初めて、お彼岸に法要を行った記録 は、桓武天皇が延暦二十五年(806年)春分の日に、弟の早良親王の霊を弔うため行ったと、『日本後紀』にあるそうです。

 

彼岸にお供え物として作られるものとして一般的なものが「ぼたもち」、「おはぎ」です。

 

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「ぼたもちは大きく、おはぎは小さい」とか「ぼたもちはこしあんで、おはぎはつぶあん」など、いろいろな説が言われていますが、実はどちらも同じものです。

 

春のお彼岸の頃は牡丹の花が咲くから「ぼたもち」、秋のお彼岸は萩の花が咲くから「おはぎ」と呼ばれるだけの違いだそうです。。

 

昔は収穫したばかりの柔らかい小 豆を使った秋の「おはぎ」はつぶあん、春まで保存して硬くなった小豆を使った「ぼたもち」はこしあんにした。これが今でも「おはぎ=つぶあん、ぼたもち= こしあん」説となって残っているようです。

 

おもちは五穀豊穣、小豆は魔除けに通じることもあり、日本の行事に欠かせないもの。また、今と違って昔は甘いものが貴重だったため、ぼたもちといえ ばご馳 走で、大切なお客様、お祝い、寄り合いなどでふるまわれ、法要の際にも必ずお供えしていました。お彼岸にお馴染みなのもそのためらしいです。

 

『国民の祝日に関する法律』では、春分の日を「自然を称え、生物を慈しむ日」、秋分の日を「祖先を敬い、亡くなった人を偲ぶ日」とあります。

 

自然の恵みとご先祖様に心から感謝する日本のお彼岸を大切に思いお墓参りをして、おはぎを食べたいものです。