ハチミツは薬としても使える?
ハチミツは、食べ物としてだけでなく薬としても使えます!
肉でも、野菜や果物でも、放っておいたら悪くなって、腐ったりカビが生えたりしますが天然のハチミツは長く保存しておいても大丈夫です。
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ハチミツの賞味期限はなんと2年以上!
たまに白く固まっていることがありますが、あれははちみつに含まれる花粉を中心にして、ブドウ糖が集まって固まったもので、はちみつ本来の性質です。品質や栄養分等が変質したとか、腐ったとかいう訳では決してありませんので、安心して食べる事ができます。
結晶してしまった場合、そのままでは舌触りが悪いと思うので、鍋を火にかけ、50~60度ぐらいのお湯で湯煎にかけ、はちみつをかきまぜながら結晶をとかします。はちみつは45度以上になると成分が変化するので、お湯が熱くなりすぎないように注意してください。
ハチミツには強力な殺菌作用があるので5年以上経っても、ほとんど悪くならないのです。
エジプトのピラミッドから発掘された3千年前のハチミツが、全く変質していなかったという記録があり、ハチミツの殺菌力の凄さを証明しています。
この殺菌力の強さの秘密は2つあるそうです。
1つは、高濃度の糖分が細菌内部の水分を減少させ、繁殖を抑える力を持っていること。
もう1つは、成分として含まれるグルコン酸に殺菌消毒作用があることです。
グルコン酸は、医療現場で傷口の消毒、医療用具の消毒にも使われている物質です。
この殺菌作用は、古くから、火傷や擦り傷、のどの炎症、湿疹、口内炎など、幅広い治療に使われてきました。
火傷した肌にハチミツを塗っておくと、傷跡が残らないとも言われています。
まさに天然の薬ですね。